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2007.02/27(Tue)

そのすきまにあるなにか・8・ 

 「よぉ、おまたせっ☆」

 ミサキがいきおいこんで現れる。
 どこか別の空間から、間違えて飛び込んできたかのような。
 ぃゃまたあんた、そんな服でよく平気なの~?
urakiyo02.jpg
 淡いピンク色にいたるところひらひらふりふり、
 ふりふりひらひら。
 そのくせスカートがまたみぢかく。
 さむいだろそれ。冷えるよ?
 とどめは細めの足を強調するかような
 濃ゆい色のオーバーニーソ。

 あれでもなんかぼんやりしてたんかなあ、
 どこから来たん~?
 ぜんぜん気付かんかったよ?


 お昼を少し過ぎたころ。土曜日の駅前広場はなんとなくまだ閑散として。
 明日の日曜日はアイツと会うことになっている。
 その作戦会議と下見を兼ねるという名目で、この曖昧な時間にミサキとのショッピングの約束が組み込まれた。ウインドウショッピングにいろんな無駄話とかでほとんど終わるんだろうけども。

 ――新しくできたカフェレストラン、行ってみよ?

 駅から少し歩いたところ。
 モノトーンに統一されて、つやのある白タイルがすてきな空間。
 パスタだとかピザにサンドイッチ、紅茶のおいしいという旬なお店。
 値段もリーズナブルだし土曜日だからランチサービスもあるしサ。
 お店の人もモノトーンな服で揃えられ、パリのカフェに出てきそうな感じだし。
 カジュアルなお店だけども言葉づかいとかふつうに丁寧で心地よい。
 二人揃ってパスタランチを頼む。飲み物はセルフサービスだけどもお茶は十数種類から自由に選べるし~。

 「あ、あたしアップルティーねっ。シュガーレス。」

 ――え、あんた自分で持ってきなさいよ~?

 という間もなく、ミサキはケータイに目を落としなにか一生けんめい入力中。
 だめだなこれわ。


 ~ ~


 ――はぃっ、アップルティーお待たせ~

 小さめなガラスポットにたっぷり2杯分くらいのコハク色の液体が満たされる。
 自分の席で2つのカップに注ぐと、それだけでほのかに香るリンゴの香り。あ~、なんだか幸せだゎぁ。いつの間にかやわらかな日差しが足元に届いている。

 「どもっ♪」

 というと、ミサキの表情がぱあっと明るくなるのが分かる。ほんと他人に媚びるのうまいんだから。とわいえ。あたしからも、どこか憎めないようなかわいらしさをいつも優雅にまとっているし。

 何種類かのベビーリーフをちりばめたサラダに、サーモンクリームのパスタ、デザートは小さめでカラメルソースの少し苦いカスタードプリン。



 「あした、会うんでしょ? どんな作戦なのよ~?」

 ――だからそれを相談したくて会ってんぢゃないの。も~、アイデアなんかぜんっぜんないんだからっ。

 「とりあえずどこかで軽くお茶でもしてから、家によんぢゃいなさい。理由わさ~、パソの調子が悪くてさ。ドジっ子マユたん7話も録ってあるし。」

 ――なんだかこのまえも同じようなそのパターン聞いた気がしますけど?

 部屋に呼ぶのは構わないけどサ。なんだか改まって二人きりてのも気まずいような。
 確かにアイツとは毎週のように会っている。
 会っているけど。

 それだけ。
 ほんとに、それだけ…?
 外に出ていればいろいろなものに目移りしたり、普通に会話したりできるのだけれども。
 あらためて二人きりになって、どんなことを話したらよいのだろう?
 ほかに誰もいない、閉じた空間に二人きりで間をもたせるなんて、むりむりむり。



 「そしてね、なんか料理作って一緒に食べれば~? 一緒に買い出しして、一緒にキッチンに立ってもよいし~? あれアイツ、そんなタマぢゃなかったかな?」

 「難しい料理ぢゃなくてもよいし~、鍋だとか~、簡単にできるものでよいと思うよ?」

 そか~。
 あ~そいう意味でイベント、なのね~。ふ~ん。ミサキの積極さにわほんと感心するわあ。

 「ぢゃ、いこっ」

 ――あれ、もうカウンセリングわ終わりですか、せんせ。

 「むっ。せんせえわ忙しいのだ。」

 ――てゆかあんた、なんか欲しいものあんのね? いきますかっショッピング。



 気がつくともう14時を過ぎている。なんだか他愛のない話ばかり。本編は5分てとこかよ。
 でもなんだか。そのシナリオもらっとくね。何作るかわ考えとくけども。

 駅のホームで電車を待つ。大きなショッピングセンターへは、急行で10分てところ。午後の暖かな日差しはすっかりもう春の陽。なんだか眠くなるわあぁ。
 間もなく急行電車がホームに滑り込んでくる。
 いつの間にかホームには人があふれている。

 ――ドアーが閉まります、ご注意ください。

 機械的なアナウンスにせかされつつ、電車に乗り込む。あっという間に反対側のドアに押し付けられる。すぐに電車がゆっくりと走り出す。も~、もっとやさしくしてよっ☆

 ――?!!

 あれ、たしかにアイツだ。
 反対側のホーム。
 あの横顔はたしかにアイツ。
 まちがいないし。
 しかもかわいらしい女の仔と二人きり。
 にこやかに笑いかけてる。
 え、だれなのあの仔ゎっ?
 見たことあるよなないよなっ?

 ――ミサ、なんか忘れものしちゃったよ~? どうしよ、たぶんあのレストランかなっ?

 電車はまだ駅のホームにいるけれども、穏やかに加速を始めるところ。

 「あんた、ばかだねぇ~、何でいまごろそんなことゆうのっ? 時間もないし、仕方ない。あれ使ぅヵっ」

 ミサキが言い終わるか終らないかのうち、なにか体がふわり浮いたような不思議な感触。
 気がつくとさっきの駅のホーム。電車は騒がしい音を立てて駅を出て行く。

 ――ミサ?

 あれ。姿が見えない。ミサキはどこいっちゃったんだろう?

 ――あれ、どこかへおでかけですか? カヨコ?

 そんな声に。
 おもわず。
 振り向くと。

 あの。

 いつもの。

 はにかんだような。
 すてきな笑顔。

 ――も~、びっくりするぢゃないっ。なによ。約束は明日なんだから~。

 「じゃ、いこうか?」

 ―― …… うん。

 「あ、いまさ、キヨシの妹に会ったんだ。
  少し見ないうちに大きくなっててさ。女らしくなtt

 ――そんなことよりサ、明日のこと、ちと相談したいんだけど。

 春を呼び込むような暖かな午後の日差しは、本当に柔らかで優しくて。
 おだやかな時間とおだやかな空気。
 もしかしたら、このまま身をまかせてるのも悪くないよなあ、とカヨコは思っていた。


<Illustration by kurikiさん>



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テーマ : ( *´ー`) - ジャンル : 日記

【編集】 |  23:23 |  なにか  | TB(0)  | CM(2) | Top↑
2007.02/20(Tue)

いちぉ 

あ、あ~
 
なんとか生きてますけども~♪
 
ちと
何を書こうか思案ちうでっす☆
 
ココログのほうゎ
ぽてりぽてり
書いたりしてるのですがががg
 
あまり考えすぎないほうが
いいんだろけどもなあ~?
 
こっそりdmとかメッセとかで~
ヒントくれるなんてひと、いないよね?
 
))まつてます♡((
 
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